笑顔ときどき曇り―子宮頸がん1b1日記-

33歳、子宮頸部腺がん(明細胞腺癌)の診断を受け、手術。現在経過観察中。絶対負けない‼

術後9ヶ月

気がつけば前回の記事から半年…

書いておかないと忘れてしまうー!と戻ってまいりました。

 

カレンダーを見てみると、子宮頸がんの告知を受けたのが、ちょうど一年前。

病院を転々として手術を受けたり、バタバタしましたが、ありがたいことに、現在の私は、特に術後の問題もなく元気です。二ヶ月に一回の定期健診の結果も順調で、毎回先生にも「元気でーす♪」と顔見せに行ってる感じです(^-^)もちろん内診もあるんですが。

 

術後の問題といえば、3月頃から形成外科を紹介してもらって、傷口のケロイド治療をはじめました。

もともとケロイド体質なので、嫌〜な予感はあったんですが、案の定、縦20cm程度の傷口が幅1cm程度に膨れてケロイド化してます(*´-`)

 

現在はステロイド注射+内服薬(リザベン)でケロイドの成長を抑えてます。

ステロイド注射は痛いので嫌だったんですが、お腹は他の部位より痛くない!(あくまでも個人的感想です)

昔、胸元のケロイドへの注射であまりの痛さに意識を失いかけたことがあるんですが、お腹はチクッとする程度で、診察に行くのも怖くない!(笑)

 

とりあえず、これ以上大きくならないといいなぁ。。。

 

前回記事の続きの2度目の入院については、近日中に書きますo(^_^)o

 

 

二度目の手術まで

追加治療の手術=転院を決めて、A大学病院の主治医に転院を伝えると、 「ああ、そうですか。」と軽い返答でした。紹介状書いてくれ、って言ってれば予想もつきますよね^^;

 

G病院に転院して、まずは診察と手術前検査。血液検査やレントゲンにはじまり、肺機能、心電図、脚の超音波検査MRI、翌日にPET-CT。

検査の翌週の診察で、検査結果に問題がなかったので、予定通り手術を受けることになりました。

 

手術は予定通り、とのことでしたが、卵巣を片方残せることになりました(^ ^)

というのも、円錐切除で切り取った細胞をA大学病院から借りてG病院でも病理診断してもらったところ、こちらでは明細胞腺癌1a2の診断だったんです。

 

ステージダウン?そんなことあるの!?(o_o)

 

先生に聞くと、病院によって診断の仕方が若干違うとか…別の病院で再診断してもらうのも大切ですね。

 

診断ステージが下がったことで、「じゃあ、追加治療しなくても経過観察でいいんじゃ…」という考えが頭をよぎりましたが、

 

「明細胞腺癌だからね。ここで治療しなかったら、たぶん再発すると思うよ」

 

という部長先生の言葉に、心を決めました。

再発したら治りにくい明細胞腺癌、何事もなかったように消えてしまう可能性もある明細胞腺癌。それなら、すぐに再発するかもしれないと怖がりながら生きるより、今できる治療をして楽しく生きたい!と思いました^ ^

 

もちろん、手術前と手術後は全く同じではないし、気をつけないといけない事もでてきます。でも、今の私は手術前と同じように元気だし、毎日を楽しく過ごせています。

追加治療を決めるまで

前回の投稿からまたまた日が開いてしまいましたが、現在、二ヶ月に一度通院の経過観察中です。

 

円錐切除手術を受けて、子宮頸部明細胞腺癌1b1期の診断確定後、最終的には『広汎子宮全摘+卵巣摘出(片方)+骨盤リンパ節郭清』の手術を受ける事に決めました。

 

追加治療を決めたのは、ステージの告知から約1ヶ月後、手術はその1ヶ月後。あっと言う間でした。 追加治療を決めるまでの間、二か所の病院に問い合わせしました。

 

①子宮頸部摘出手術(トラケレクトミー)で有名なK病院

②がん専門病院のG病院

 

K病院は問い合わせの時点で、「トラケでの治療は無理なので、一般的なお話しかできません」との回答。出だしから気持ちを折られた気分になり、K病院でのセカンドオピニオンをやめました。

 

でも、やっぱり少なくとも別のお医者さんの意見は聞きたい。そこで、G病院へセカンドオピニオンに行きました。婦人科の部長先生はとても親身になって話を聞いてくださる方で、自分の中でモヤモヤしていた事を全部質問することができました。

 

治療方法についてはA大学病院で勧められた内容と同じだったんですが、G病院に転院して治療を受ける事に決めました。

 

転院を決めた理由は、子宮頸部明細胞腺癌の治療経験がある先生だということと、手術日が決まってなかった私に、

「何をやってるんだ、A大病院は!ちょっと手術できる日見てこようか?」

とG病院での手術予定の空き状況を確認しに行ってくれた部長先生。「この先生なら信頼してお願いできる!」と思いました(^^)

 

このセカンドオピニオンから1ヶ月後に、追加治療の手術を受ける事になりました。