子宮頸がん発覚まで
私の子宮頸がんが発覚したのは、2016年3月に受けたレディースドックの結果で、婦人科検診で要精密検査の知らせが届いたのがきっかけでした。
『Class III AGC-腺由来の異形細胞がみられます』
AGC?何それ?とよくわからないし、とりあえず近くの総合病院の婦人科でコルポスコピー検査の予約を取って軽~い気持ちで検査を受けました。
というのも、4年ほど前に一度コルポスコピー検査を受けて問題なしだった後、去年まで4か月に一度は婦人科検診(子宮頸がん検診)を受けていたこともあり、「特に大したこともないだろう」って変な自信があったんですよね(^^;)
ところが結果を聞きに行くと
先生「悪いものが出てきてしまいました。おそらく癌だと思います。」
私「え?...そうですか」
驚きはしましたが、告知の時も意外に冷静だったのを覚えてます。
担当の先生はとても優しい女医さんで、私の場合は子宮頸がんの中でも予後の悪い腺癌で少なくとも円錐切除手術で切り取る必要がある、ここの病院でも手術できないことはないけれどがん拠点病院じゃないから大きい病院に行くのもひとつだし、セカンドオピニオンで別の病院に話を聞きに行きたいのであれば紹介状も書きますよ、とおっしゃってくださいました。
さすがにその場で治療方法を考えることもできず、いったんCTとMRIを撮って、その結果も踏まえて次の診察時に転院するかどうか、お返事することにしました。