笑顔ときどき曇り―子宮頸がん1b1日記-

33歳、子宮頸部腺がん(明細胞腺癌)の診断を受け、手術。現在経過観察中。絶対負けない‼

告知後の転院

子宮頸がんが発覚した総合病院でCTとMRIを受けて、その一週間後に画像診断の結果も含めお話しするために診察に行きました。

 

先生「画像では(癌が)わかりませんね」

私「じゃあ転移はしてないってことですね?」

 

ほっとしたのもつかの間、

 

先生「追加で(コルポ診で採った)組織を別の病院の病理診断の有名な先生に詳しく調べてもらったんですが、明細胞癌との診断で、これは子宮頸がんの腺がんの中でも珍しくて悪性なんです」

 

明細胞癌?なんですかそれ?タチが悪い?

でも癌細胞は画像じゃわからないくらい小さくて転移してないってことは、円錐切除手術を受ければいいってことよね?

そんなことを先生にお話ししながらいろいろと考えていたら

 

先生「前回はうちでも手術できるというようなお話をしたと思うのですが、明細胞癌ということもあるので、円錐切除手術以降に別の治療が必要になった時のことを考えると、やはりがん拠点病院である大きな病院に行っていただいたほうが良いと思います。こちらでの治療を考えていらっしゃったら大変申し訳ないのですが・・・」

 

こちらの婦人科カンファレンスにも挙げて議論した上での提案だったようです。

とても話のしやすい先生だったので残念だな、とは思いましたが、先生の提案通り大きな病院へ移ることに決めました。転院先は通院しやすさを考えて家から一番近いA大学病院にして紹介状を書いていただきました。

 

転院なんて初めての経験、というかこれまで入院とか病院にほとんど縁のない人生だったのでわからないことだらけで、紹介状と一緒に組織診のプレパラートを渡されたことに驚きました。常温でいいの?とか(体温が36℃ということを考えると全然大丈夫だなってあとから思いましたが ^^;)

あと、病院を決めるのにも一苦労しました。関西出身の東京住まいで上京して半年くらいの状況だったので病院の数が多すぎて、病院探しが一番苦労した気がします。