転院①-初診
がん治療拠点病院への転院を決めて、A大学病院の初診予約で予約センターに電話をすると、「紹介状に指定の先生の名前がないようでしたら、予約を取らずに直接来院してください。」とのことだったので、2016年6月下旬に腫瘍外来も担当されている先生の外来日に受診しました。
朝一に行きましたが、3時間ほど待ってからの診察でした(予想通りでしたが)。
診察前に若い先生の問診を受けてから、診察室へ。前の病院からの紹介状とプレパラートを渡して、すでに読み込み済みのMRIとCT画像を見ながら
先生「MRIやCT画像を持ってきているから、かなり転移とかしているのかと思いましたよ」
私「一応、確認のために撮ってもらったんです。画像では見えないようなんですが」
先生「そうですねー」
なんか軽い返答だな~と思いつつ、話はしやすそうな先生かなとの印象。
先生「持ってきてもらったプレパラートをうちでも病理診断してからでないと、治療方法についてもお話できません。明細胞癌は卵巣がんに多いタイプなので、卵巣や子宮体部から流れ落ちてきて頸部で見つかったということも考えられるので、超音波検査と子宮体部組織診をしましょう」
流れ落ちる?そんなこともありえるんだ、と思い診察台へ。
超音波検査では特に問題点はみえなかったようです。そして子宮体部の組織診。
「痛いっっ!!!」
一瞬ではありましたが、衝撃的な痛みで頭が若干ぼーっとしてしまいました。痛いなら痛いって教えてほしかった…
手術を受ける場合、円錐切除になるか子宮全摘になるかが一番気になっていたのですが、組織診の結果を見てからということなので「まだ結婚していないし、子供を産むこともあきらめたくないです」とだけ強調して伝えて、翌週の予約を取って帰りました。