笑顔ときどき曇り―子宮頸がん1b1日記-

33歳、子宮頸部腺がん(明細胞腺癌)の診断を受け、手術。現在経過観察中。絶対負けない‼

円錐切除手術まで

A大学病院での初診の一週間後、持参したプレパラートと前回採取した子宮体部の組織診断の結果と今後の治療についてお話を聞きに行きました。

 

先生「こちらの組織診断でも明細胞腺癌だと診断されました。子宮体部の組織診は問題ないようですね」

 

子宮体部は問題ないと聞いて少しほっ((^^;)ということは子宮全摘じゃなくて円錐切除でも大丈夫ってことよね?

 

先生「子宮頸がんの明細胞癌は珍くて、私の患者さんでも一人、50代くらいの方で子宮を取ってから明細胞腺癌があったっていう人はいましたけど」

 

一人だけ?本当に珍しい細胞タイプなんだなぁ、ネットで探してあまり出てこないのも症例が少ないってことなんだな、と思いつつ

 

私「手術をしないといけないなら円錐切除がいいです」

先生「そうですよね。Johabeさんはまだ若いですし、妊孕性を残す点と癌細胞の大きさを見るためにも円錐切除しましょうか」

 

円錐切除を受けるということで婦人科のカンファレンスに挙げてもらい、翌週診察に行ったときには二週間後に円錐切除手術の予定が決まっていました。

診察の4日後に術前検査(血液・尿検査、肺機能検査、X線撮影、心機能検査)、手術の一週間前に麻酔科で全身麻酔の説明を受けて、その後主治医のところへ。

 

先生「術前検査はなにも問題なかったので、では来週入院してください」

 

入院のしおりをもらって看護師さんから説明を受けて、入院の申し込み。

あまりにもトントントンと予定が決まって、あっという間に手術日を迎えたように思います。

 

円錐切除手術を受けることが決まって、手術には家族の付き添いが必要だといわれ、私はここで初めて家族に癌だということを話しました。家族に、といっても兄にのみ。というのも母が病気で治療中で父は付き添いをしており、心配事を増やしたくなかったのです。兄に手術の付き添いをお願いして、両親には内緒にしてほしいと伝えました。

 

家族への告知ってやっぱりツラいですね。私は関東で一人暮らし、家族は関西なので電話で伝えましたが、話しづらかったです。冷静に受け止めてくれて「大丈夫?」と心配してくれましたが。